ぐりふの隠れきっていない隠れ家

宇奈月黒部ルート(その2)

10月末で日没も近いのと山奥も重なったうえにトロッコ車両は寒い!
黒薙まではまだ日が出てたからちょうど良かったのになぁ。。
もっとも、寒くても黒薙から乗車となるとどう頑張ってもしかたがないんですけどね

防寒装備を引っ張りだしてフル装備して上流を目指します

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出し平ダム

黒部川では大量の土砂が流れるのでダムを作っても土砂がすぐに溜まってしまうので、それを解消するために排砂ゲートと呼ばれる堆積物を流すゲートが2つ設置されています。 このダムから新柳河原発電所、宇奈月温泉の下流にある音沢発電所に水を送っています

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出六峰


列車は猫又駅へ

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黒部川第二発電所


黒部川第二発電所は1936年(昭和11年)に発電が開始されました
この地下には1966年(昭和41年)に発電が開始された新黒部川第二発電所があります
ここには猫又ダムがあって1985年に廃止、あの赤い橋は猫又ダムのゲートピアを利用したものです
ダムが廃止されて一帯が河原に見えるのかと思いきや、1995年7月の豪雨被害の前は今より10mも下に川の水面があったそうです。

10mより下にあったって…どんだけの土砂の量のが…

猫又駅で行き違い停車中に車内から周辺を

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駅名板

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資材置き場の様な場所


さらに上流へ

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小屋平駅付近へ

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奥に小屋平ダム

小屋平ダムは黒部第二発電所へ水を送っています

そんで欅平駅に到着

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欅平駅


先に帰りの切符だけ購入し、日没に気をつけながら無理の無い範囲で猿飛峡へ向かいます

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観光地のようで観光地でない、それが黒部峡谷

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猿飛峡への道だけではなく、周辺も含めて100%の安全を保証されていません。何か合っても自己責任です。
特に落石には注意しないといけません。

その看板から数メートル先に落石なんてと舐めてると死にますよと訴えるような物が

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落石で落石注意の警告板を留めるとか黒部市さんマジで半端ねぇ…

これから向う猿飛峡は黒部川本流の中で最も川幅が狭い場所
昔、猿が飛び越えて渡っていたのが名前の由来で、景雲峡ともよばれています
川幅が狭い場所ということもあって黒部峡谷の深い谷のため絶壁に挟まれるような感じの場所で、遊歩道の一番奥には猿飛峡展望台が設置してあります

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遊歩道自体はアップダウンがあり部分的に落石など避けるためにシェルター型のトンネルも複数あります
一応人感のライトは付いてましたけど、角度とかで機能してないのもあったのでライトがあると便利かもしれません。
特に内部は人とすれ違うのがギリギリの幅なのですれ違う人に、お互いに、前もって気付けれますからね

もう川の流れる音しか聞こえない

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あの先が遊歩道の終点

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その前にあるものが見えるスポット

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何かが見えるそうです

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ふくろうの木

自然に出来た木だとの事

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猿飛峡の遊歩道の終点に無事に到着

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猿飛峡

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猿飛峡展望所をあとに欅平駅方面へ戻ります
その帰り、帰りは帰りで上流を見ながらになるので行きとはまた違う風景を楽しめる

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あんな場所を通って着てたとは。

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無事に欅平まで帰ってこれました
と、時間も少し余裕があったので河原展望所へ

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河原展望所


展望所からは奥鐘橋を見上げることが出来ます

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奥鐘橋


奥鐘橋へ

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奥鐘橋


奥鐘橋の先は名剣温泉や祖母谷温泉へ繋がっていますが猿飛峡同様に100%安全ではないとの看板がありました

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そしてその隣にはヘルメットの貸出

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そのすぐ先には侵食でできた人喰岩

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人喰岩


が、人喰岩より先へは行かずにここで駅に戻ります

奥鐘橋からの黒部川第三発電所

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黒部川第三発電所

1940年(昭和15年)に運用が開始された発電所で欅平駅のホームの下にあり、この上流には1963年(昭和38年)に発電が開始された新黒部第三発電所があります

列車に乗り宇奈月駅へ戻って1泊です

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