ツルと開門岳と終着駅 (その3)
3日目
最終日、この日は白くまを食べる以外に何にも予定をたてて無く
その唯一の白くまも初日にやってしまったのでどうしようかと前日の枕崎からの帰りにいろいろと考えてました
とりあえず、初めての明るい時間帯の鹿児島中央駅
では思いつきの3日目スタートです
宮崎方面への普通列車に乗り
やってきました竜ヶ水駅
ここは1993年8月6日の鹿児島で発生した豪雨により土石流が発生し
陸の孤島となり600人以上が取り残され、決死の脱出劇があった場所
詳しくは竜ヶ水駅で調べると出てきますので。
十何年前にこの出来事をを知ってからこの駅名と事故の証言がなぜか記憶に残ってて
機会があればこの駅に行ってみたいとは思ってたんですよね
でもこの連休は天気崩れるし、今でも大雨の時には避難勧告対象らしいしので
あまりそういう天気の時に行くのはなんかちょっとね(´・ω・)
だから今回は根本のプランから除外してたんですけど
予定なしの3日目、しかも晴れると言う事で訪れました
列車は客の扱いを行わないのもあったりとしますが一時期よりは客扱いを行う列車が増えたそうです
まぁ停車の殆どは列車交換待ちみたいですけどね
当時住んでた方は殆どが他の場所へ移転されているので利用客は・・・
駅を出て目に入ったのは
・土石流危険渓流
・急傾斜地崩壊危険箇所
・竜ヶ水地区急傾斜地崩壊危険区域
という立て看板のコンボとか
駅北側の崩れた跡
当時、600人も取り残されてる中で亡くなった方が避難をしなかった3人だけというのが・・・
(その後、救助に関わった鉄道員の方1名が心労で亡くなられてます)
駅の隣はこの山で、線路の海側は国道が1本通ってるだけだし
南側の崩れた場所を踏まえて残った範囲を考えてもやっぱり不思議ですね
トンネルの方から保線作業の方がやってきたりもしましたが
周囲を見てると国道を通過する車以外、殆ど全く人の気配がない
集落があったんだけどその規模も伺えない
乗る列車の時間も近いので駅のホームへ
鹿児島中央方面
宮崎方面
駅のホームにある竜ヶ水災害復旧モニュメント
土石流の石を使った石碑
これが流れてくるとはな・・・
ただこの駅からみる桜島は綺麗だというのは本当でした
逆光には勝てなかったけど実際はもっと綺麗でしたよ
では鹿児島中央行きの列車に乗って移動
鹿児島中央からは今日も指宿枕崎線で南下
途中、山川駅で十数分の停車があったのでその時間を利用して下車
駅前はすぐ海
最も下車理由は鉄道最南端の有人駅なのと飲み物調達
朝から何も食べてないしね
では再び更に南下
西大山駅付近の車窓
昨日のこの時間より開聞岳がよく見える
開聞駅に到着
駅見物は後にしてまずは枚聞神社へ
開聞岳をご神体とする薩摩一の宮
交通安全、航海安全、漁業守護として信仰されている神社です
開聞岳の山頂には枚聞神社の奥宮、御嶽神社があります
参拝後、神社前のバス停からバスに乗って北上
池田湖
観光地と言うより休憩に寄るような感じの人がどっと来て直ぐにいなくなるという、思ってたより静か
湖と開聞岳
菜の花が見事に咲いていて菜の花と開聞岳のセットとか
まさか菜の花があるとか知らなかったので嬉しい
何年か前に滋賀の方に菜の花を見に行った時にとてつもなくガッカリというか
畑のうねにに刺さってる様なのだったのでいつか別の場所にあったらいいなーって思ってので
バスの中から見た時はワクワクが止まらなかった
道を挟んで向かいの道の駅っぽい様な場所にパラダイスが!パラダイスですって、小枝探偵出番ですy
・・・
地図で池田湖パラダイスってなってたからてっきり子供向けの何かがあるのかと思ってましたが(==;
南下して行くと湖岸にすすきの群生を発見
となるとこういうセットも
実家の近くの川沿いに昔は菜の花が沢山群生してましたが今では全て無くなってしまったんですよね
池田湖からはバスに乗って開聞駅に戻ります
列車まで時間があるので来た時に流し見だけした駅を堪能
駅に戻ってきた時に気づいたけど駅前にも菜の花が咲いてましたよ
そして列車に乗って指宿方面へと向かいます
この辺りはバスと鉄道の乗り継ぎがとてもしやすいと感じました
ルート的にやや競合気味な感じを受けたんですが互いの運行空白時間をカバーしてるし
バスー鉄道の乗り継ぎって殆どの地域が数分しか無かったりするんですが
ここは互いにやや余裕のある乗り継ぎ時間があるので便利ですね
片道鉄道ー片道バスという企画切符が販売されてるのに納得です
僕はバスは常に道路状況の影響を受けるものと考えるので数分の乗り換えだと根本的に工程から除外するんですが、
こういう連携は好きです
開聞岳周辺の観光案内所の支店にはレンタサイクルもあるのでこれで回るもの面白そう
そして最後の目的地のある最寄り駅、二月田駅で下車
揖宿神社
昔は開門九社大明神といわれ、
"指宿郷の総氏神として地方開拓の祖神、航海安全、諸業繁栄の守護神"として信仰されている神社です
境内は正月の準備が着々と進んでました
社務所の前にお飾り用の物が販売されて地元の方が買い求められてました
拝殿
鹿児島の神社を色々と下調べしてる際に思ったのはこういう装飾のある神社が多いなと
こういう装飾を見てると日光に行きたくなるから困る
楠の木
境内には樹齢1000年を超える楠の木が8株あります
参拝を終えて駅に戻り鹿児島中央駅へ
そして新大阪行きの最終みずほに乗って帰路に着きました
ページ上へ
最終日、この日は白くまを食べる以外に何にも予定をたてて無く
その唯一の白くまも初日にやってしまったのでどうしようかと前日の枕崎からの帰りにいろいろと考えてました
とりあえず、初めての明るい時間帯の鹿児島中央駅
では思いつきの3日目スタートです
宮崎方面への普通列車に乗り
やってきました竜ヶ水駅
ここは1993年8月6日の鹿児島で発生した豪雨により土石流が発生し
陸の孤島となり600人以上が取り残され、決死の脱出劇があった場所
詳しくは竜ヶ水駅で調べると出てきますので。
十何年前にこの出来事をを知ってからこの駅名と事故の証言がなぜか記憶に残ってて
機会があればこの駅に行ってみたいとは思ってたんですよね
でもこの連休は天気崩れるし、今でも大雨の時には避難勧告対象らしいしので
あまりそういう天気の時に行くのはなんかちょっとね(´・ω・)
だから今回は根本のプランから除外してたんですけど
予定なしの3日目、しかも晴れると言う事で訪れました
列車は客の扱いを行わないのもあったりとしますが一時期よりは客扱いを行う列車が増えたそうです
まぁ停車の殆どは列車交換待ちみたいですけどね
当時住んでた方は殆どが他の場所へ移転されているので利用客は・・・
駅を出て目に入ったのは
・土石流危険渓流
・急傾斜地崩壊危険箇所
・竜ヶ水地区急傾斜地崩壊危険区域
という立て看板のコンボとか
駅北側の崩れた跡
当時、600人も取り残されてる中で亡くなった方が避難をしなかった3人だけというのが・・・
(その後、救助に関わった鉄道員の方1名が心労で亡くなられてます)
駅の隣はこの山で、線路の海側は国道が1本通ってるだけだし
南側の崩れた場所を踏まえて残った範囲を考えてもやっぱり不思議ですね
トンネルの方から保線作業の方がやってきたりもしましたが
周囲を見てると国道を通過する車以外、殆ど全く人の気配がない
集落があったんだけどその規模も伺えない
乗る列車の時間も近いので駅のホームへ
鹿児島中央方面
宮崎方面
駅のホームにある竜ヶ水災害復旧モニュメント
土石流の石を使った石碑
これが流れてくるとはな・・・
ただこの駅からみる桜島は綺麗だというのは本当でした
逆光には勝てなかったけど実際はもっと綺麗でしたよ
では鹿児島中央行きの列車に乗って移動
鹿児島中央からは今日も指宿枕崎線で南下
途中、山川駅で十数分の停車があったのでその時間を利用して下車
駅前はすぐ海
最も下車理由は鉄道最南端の有人駅なのと飲み物調達
朝から何も食べてないしね
では再び更に南下
西大山駅付近の車窓
昨日のこの時間より開聞岳がよく見える
開聞駅に到着
駅見物は後にしてまずは枚聞神社へ
開聞岳をご神体とする薩摩一の宮
交通安全、航海安全、漁業守護として信仰されている神社です
開聞岳の山頂には枚聞神社の奥宮、御嶽神社があります
参拝後、神社前のバス停からバスに乗って北上
池田湖
観光地と言うより休憩に寄るような感じの人がどっと来て直ぐにいなくなるという、思ってたより静か
湖と開聞岳
菜の花が見事に咲いていて菜の花と開聞岳のセットとか
まさか菜の花があるとか知らなかったので嬉しい
何年か前に滋賀の方に菜の花を見に行った時にとてつもなくガッカリというか
畑のうねにに刺さってる様なのだったのでいつか別の場所にあったらいいなーって思ってので
バスの中から見た時はワクワクが止まらなかった
道を挟んで向かいの道の駅っぽい様な場所にパラダイスが!パラダイスですって、小枝探偵出番ですy
・・・
地図で池田湖パラダイスってなってたからてっきり子供向けの何かがあるのかと思ってましたが(==;
南下して行くと湖岸にすすきの群生を発見
となるとこういうセットも
実家の近くの川沿いに昔は菜の花が沢山群生してましたが今では全て無くなってしまったんですよね
池田湖からはバスに乗って開聞駅に戻ります
列車まで時間があるので来た時に流し見だけした駅を堪能
駅に戻ってきた時に気づいたけど駅前にも菜の花が咲いてましたよ
そして列車に乗って指宿方面へと向かいます
この辺りはバスと鉄道の乗り継ぎがとてもしやすいと感じました
ルート的にやや競合気味な感じを受けたんですが互いの運行空白時間をカバーしてるし
バスー鉄道の乗り継ぎって殆どの地域が数分しか無かったりするんですが
ここは互いにやや余裕のある乗り継ぎ時間があるので便利ですね
片道鉄道ー片道バスという企画切符が販売されてるのに納得です
僕はバスは常に道路状況の影響を受けるものと考えるので数分の乗り換えだと根本的に工程から除外するんですが、
こういう連携は好きです
開聞岳周辺の観光案内所の支店にはレンタサイクルもあるのでこれで回るもの面白そう
そして最後の目的地のある最寄り駅、二月田駅で下車
揖宿神社
昔は開門九社大明神といわれ、
"指宿郷の総氏神として地方開拓の祖神、航海安全、諸業繁栄の守護神"として信仰されている神社です
境内は正月の準備が着々と進んでました
社務所の前にお飾り用の物が販売されて地元の方が買い求められてました
拝殿
鹿児島の神社を色々と下調べしてる際に思ったのはこういう装飾のある神社が多いなと
こういう装飾を見てると日光に行きたくなるから困る
楠の木
境内には樹齢1000年を超える楠の木が8株あります
参拝を終えて駅に戻り鹿児島中央駅へ
そして新大阪行きの最終みずほに乗って帰路に着きました
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