ぐりふの隠れきっていない隠れ家

奥出雲を走るローカル線(その2)

出雲横田駅に到着し下車
ここでも凄い雨でホームから改札までがまた距離があり、
走っても折りたたみの傘を使っても無意味だと判断してちょっぴり早歩きで改札へ

結果、見事にシャワーを浴び続けたような状態になりました(゚∀゚)


さてここ出雲横田駅が2駅目、外から駅舎を・・・でも雨が・・・
ほんと、雨が凄すぎでもカメラは濡らしたくないでもカメラをかばうとザックが死亡フラグ・・・

なんて心配はありません
初めてザックに付属しているレインカバーを使う時が(´;ω;`)ウッゥウ

カメラと頭は折りたたみ傘で防御、他はどうにでもなってくれーい状態で駅の外へ

横田_01

意外とイケルイケルとそのまま駅周りをぶらぶらようとしたら
段差で滑って大コケしそうになったのでそそくさと駅に撤退
・・・ぶらぶらじゃねぇ(;´Д`)

そのこけそうになる数分前に撮った稲田姫の像
横田_02

駅の中
横田_03

暫くすると雨も小雨になり、備後落合行きの列車が到着しさらに雨が完全に止みました
乗り込む前に少しホームを見て乗車
横田_04


列車に乗り込み
しゅっぱーつしんこーう
横田_05

※これは後ろです


備後落合行きの列車に乗って次の駅へ出発して数十秒後、列車が停止

どうやら出雲横田駅の雨量計がオーバーしたので一時運転ストップとの事
あの短時間の間でオーバーするってやはり相当な雨だったんですね(==;


暫くすると無事にスタートし今日の最後の駅

出雲坂根駅に到着
坂根_01

ここは三段スイッチバックで有名ですがその1回目の折り返し地点
なので乗ってきた列車は方向を変えて出発して行きました

ホームから見る三井野原大橋
坂根_02

あの橋の先はループ橋となり、この駅前の道に続いています
スイッチバックですのでこのまま先へ行っても線路は何処にも繋がっていません


坂根_03

左側に進めば八川駅、右側に行けば三井野原駅へ

駅舎
坂根_04

建て替えて新しくなってます
僕が知っている駅舎は昔の方だったか(==;

出雲坂根駅はスイッチバックだけでなく
昔、狸がここの水を飲み千年生きたことから延命水として知られる様になった水が沸いています
せっかくなので延命水を頂きに行こうとすると観光バスがやってきたので止めて
先に少し出雲おろちループのあるほうへ

と山の上のほうにチラッと列車が見えましたが、想像以上に高いところまで登ってるので驚きましたよ


坂根_05

塗り替え工事で緑のネットがされてます
橋の形と赤色具合がうまく調和してる感じがする

このまま進むと戻るタイミングを失いそうなので、工事の看板もあるしここで引き返しました


戻る途中に見つけた出雲坂根から伸びる今は使われない線路
坂根_06

ここまで伸びていると言う事は昔は貨物系でも走っていたんでしょうかねぇ?
急行とかが走っていた時代もあったわけだし、
大きな輸送が必要とされていた時代があったという証拠ですね

駅前まで戻ると観光バスも車も無くて完全に無人
太陽も傾き田舎の夕暮れそのものの状態の中、延命水の水汲み場へ


坂根_07

階段を下りると・・・

坂根_08


・・・わぉ・・・斬新な水汲み場・・・

いや、まさかコンクリからチューブが伸びて出ているとは思いもしなかったです

その延命水を見守るお地蔵さんの背後から
坂根_09

水を頂いた後は再び駅へ


駅舎隣の狸
坂根_10

一昔前の旅行番組では確か狸の置物の近くから水が出て下に水受けの石があったような?
もしかしてこれがその狸なのかなぁ
駅舎改装とどうじに変わっちゃったのかなぁ

駅前
坂根_11

坂根_12

駅前なにもねぇ・・・
車の通行も少なく、たまに水を汲みに来る車が着くだけで本当にいい感じ


残った時間をホームをぶらぶらしたりホームに座ってボーっとしたり赤とんぼ眺めたりしてました
坂根_13

しばらくして山の上の方からかすかに列車の音が聞こえてきて宍道行きワンマン到着
なんか凄い名残惜しい感じがありつつ列車に乗って宍道まで戻ります

そうしたら道中で大雨の影響で出雲三成駅で遅れている対向列車の行き違いを待ちが発生
なんやかんやで20分遅れ出発、宍道駅に着くと雨の降った形跡があったので
あの時の雨はかなり広範囲に降った事を知りました

ここ宍道駅からは松江に向かい1泊します


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