ぐりふの隠れきっていない隠れ家

奥出雲を走るローカル線(その1)
2010年9月04日

切符_01

初めて始発の新幹線に乗って岡山に

そこから在来線へ乗り継ぎ
と、在来線ホームに自由席特急券専用の販売機を発見

切符_02

こういうのは大体改札付近とかにちゃんとした券売機でしかないものだと思ってましたよ
だって、岡山駅ですよ・・・新幹線や在来線6線も通る駅でなのに(==;



さてここからは、特急やくも

やくも_01

これで一気に伯備線の終点、米子までびゅーーん


米子駅到着~
米子_01

米子は車で境港とか島根に行く通り道でしかなかったのですが思った以上に市でした

目的地は米子ではなくて、ここからは普通に乗り換えて宍道へ向かいます
正直、やくもで宍道まで行ってもよかったんですが、やくも1号では宍道での待ち時間が激しくなるのと
結局米子で普通に乗り換えても乗る木次方面の列車は同じでしたので、どうせならゆっくり行こうと米子から在来線へ

まぁ1本後のやくも3号なら待ちもそれほど無かったんですが、山陰本線は末恒駅より西は未開なので雰囲気を味わうのもいいかなーと。

でも松江まで爆睡してましかが(ノ∀`)


んで宍道駅到着
宍道_01

木次線の起点でもあり、少し北に行けば宍道湖もあります

松江方面
宍道_02

出雲市方面
宍道_03

宍道_04

左が木次線、右が山陰本線です


さて今回は、木次線沿線(出雲三成~備後落合)の観光!の予定だったんですが
8月中旬過ぎに目的地の1つが工事に入って一部通行出来ないと知ったので本来の予定を変更して
雨天時のプラン木次線(出雲横田~備後落合)間の駅めぐりヽ(゚∀゚)ノ

この木次線(出雲横田~備後落合)間は1日4往復の列車しかなくうち、
1往復は指定席券が必要な人気の高いトロッコ列車
しかも運行日が決まっているのでそれを除くと1日3往復
木次方面から列車が来た時には結構降車する人が居ましたが、出雲横田以南は・・・

そんな木次線のぶらぶら旅のスタートです!



発車する時には丁度席が埋まる位でしたが
木次付近から明らかに観光と分かる方々が増えてきて出雲横田を出発した時には
広島に抜けるのに利用する方のような人より明らかに観光とか鉄系が多かったです
(まぁ僕も観光系鉄系分類になるんですが)


さて、八川駅に到着
八川_01

駅舎
八川_02

ここ八川駅では2時間待ち

ぇぇ、今回はどんなに工面しても回れる駅数は変わらないのであえて各駅での滞在時間を延ばしてみました
そんなこんなで2時間待ちです

この駅は1974年の映画 砂の器で、駅舎が亀嵩駅という設定で使用された駅
実際の亀嵩駅は出雲横田の1つ木次側にあります

駅の中
八川_03

八川_04

木次線の各駅には神話になぞって各駅に名前が付けられています
八川駅は「脚摩乳」だそうです

ホーム
八川_05


八川_06

条件が揃うと列車が・・・


とりあえず周囲をぷらぷらーっと散歩

八川_07

どの田んぼも稲が色づき始めていていました
そしてある田んぼでは恐ろしい数のトンボが飛び交っていました
虫取り網を一振りしたら絶対に捕まえれる・・・
例えるなら夕方に太陽の光に反射して見える小さい虫の大群な感じかな


駅に戻ると駅前のそば屋の方が何かを持っていて親子ずれの方となにやらお話中で
「そろそろトロッコ列車来ますよー」

と言う事で僕もつられてホームへ行くと奥出雲おろち号が入線
んでそば屋さんが持っていたのはトロッコ列車の乗客へのそば弁当の販売をされていました

この列車の指定席券は持ってないのでそのまま列車を見送って次の列車まで駅を堪能

八川_08

ぶあつい雲が何か夕立を連れて来そうな感じをだしつつ
ホームの片隅で座ってその雲が漂う空を眺めたり、農作業をしてるお爺さんのを見てたりしてました


列車まで残り20分と言う時になにやら遠くで雷音が響き始め、大粒の雨がビタン、ビタン!

「これは・・・夕立確定だな・・・」

と思ったら

八川_09

夕立ってレベルじゃねーぞ!!!!!!!!!!!!

「おら、田んぼの様子を見てくるだべ!」なんて言ったら阻止しないといけないレベル

よくよく考えると待っている列車は三段スイッチバックやら山肌をなめて走ってくるはず・・・
ん?南でもこの雨ならやばくね?
なんて不安もあったんですが、駅の寂れた感じと雨の音、雷の醸す雰囲気が良くて
そんな不安もすっかり忘れて列車を待っていました

予定より数分遅れで木次方面の列車が到着
それに乗り込みお隣の出雲横田駅へ向かいます


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