ぐりふの隠れきっていない隠れ家

年2日しか渡れない島と琴弾
  • その1
  • 2012年08月04日

    香川県三豊市にある津嶋神社
    本殿は小さな島にあり毎年8月4,5日の夏季例大祭の2日間のみ参拝する事が出来ます
    津嶋神社は子供の守り神、牛馬の守り神を祀っている神社で
    この2日間は多くの親子連れが参拝に来てとても賑わい、さらに臨時駅の津島ノ宮駅も開設されます
    人ごみは嫌いで極力避けているんですが、
    この2日間だけという短い期間の風景が見たくて行って来ました


    岡山駅から瀬戸大橋を渡り坂出へ、坂出で列車待ちの時に既にホームには親子連れがちらほら
    津嶋神社は今では子供の守り神として多く信仰されているので親子連れが多く明らかに目的地が同じだなーと
    で琴平行きの列車に乗り多度津駅で乗り換えるのですが乗り換え先の列車が1両だったので激しい混み具合

    そして津島ノ宮駅に到着、
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    駅が混雑するのでそそくさと津嶋神社の方へ

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    参拝料を納めて本殿のある島に向かいます

    とても日差しは強いのに負けじと風が強いので油断しなければ快適
    橋をわたるとベビーカーの駐車場があって本殿への階段

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    本殿は祈祷待ちの親子連れでいっぱいいっぱい。なので少し祈祷を見て階段下へ退避

    階段下は海にがすぐそこというか、端に行くと波飛沫が…
    tsushima

    もっともそれが好奇心をくすぐるみたいで数人の子供が波飛沫と格闘してました
    そんな光景を見つつ橋を戻り少し周辺散策に向うことに

    本殿へと続く津嶋橋
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    この橋は木の板が張ってありますが、張ってあるのはこの2日間だけでそれ以外は外してあるので渡ることが出来ません
    250mあって更に直線、後ろの島々とかの遠近感とか行く時も帰る時も凄い不思議な感じがありました

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    駅から橋までの道は出店がひしめき合ってかなりの賑わい


    津嶋神社本殿の島と橋の全景
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    てこてこと駅の南側の方へ
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    駅の南側も通過特急を見る子どもやあれとかで結構な人集り
    というか主要道とかが駅の南側だった

    結構見晴らしが良くて風も気持ち良かったです
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    時間があればこのまま詫間まで歩いてしまおうかと思う様なそんな気分
    (さすがに今回はちょっと・・・)

    ぶらぶらをし終わって津島ノ宮駅へ
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    津島ノ宮駅は津嶋神社の夏季例大祭に合わせて営業される臨時駅
    日本で一番営業日数の少ない駅でもあります

    JR四国の職員の方は覚えてるだけで7,8人は居たような
    こんな臨時駅に7人も的な感じがあるかもしれないですけどここのホームはカーブに作られている上に臨時駅なので
    一般的な駅のような整備はされて無く列車が停車するとホームとの段差が凄いんです
    確か高さが膝くらいあったから40cmはあるかな、でさらに隙間があるとういう形状
    その関係で親連れやベビーカー、祖父母と孫とかそう言う方の乗り降りのサポートとかも考えると納得の人数です
    そんで来る列車も車両数がまちまち、そして観音寺に向かう為に乗り込んだ列車は3両でした

    そんな津島ノ宮駅のホーム
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    その場に居ても一般的なカーブにあるホームと思えるんですが
    列車が停車したらどれだけ傾くかが(==;


    んで観音寺駅に到着
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    ここからは琴弾山の方へ向かいます
    駅前から北へ向かって移動
    kannonji

    なんか宇和島を思い出す・・・
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    そして琴弾八幡宮に到着
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    とその前に、庚申神社
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    朱色の鳥居の足元には鳥居につけられていたであろう猿田彦神社と描かれた額が置いてました

    庚申神社の狛犬
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    では向かいましょう
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    381段の階段を登って・・・

    と、山門前に焼き物の狛犬さん
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    焼き物の狛犬を初めて拝見しましたが、石造りと違ってかなり体のラインがハッキリと出るんですね
    明治前期の物らしいですが、うーん、立派

    kotohiki

    この周辺だけで狛犬だけで時間が過ぎてしまったので区切りをつけて参拝を続行
    登り始めて直ぐ左側に鹿嶋神社、そして更に進むと船霊大神、
    さらに進んで稲荷神、etc・・・
    と琴弾八幡宮にはこの参道沿いに多くの摂末社があります

    そして狛犬も多くしかも形がそれぞれ違うので見てるだけでもうほくほく
    ここまで多くの狛犬を1か所で見ることが出来るとは・・・

    kotohiki

    車の音も殆ど聞こえない、風とセミの声だけ
    そんで朱色の鳥居が
    kotohiki

    これは木乃鳥居というのもで元暦二年源義経が屋島合戦勝利後に平家討伐を祈願して奉納した鳥居

    宮阪天神
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    ある程度登るとT字路のような場所へ到達
    kotohiki

    さぁラストスパート
    kotohiki

    着きました!琴弾八幡宮!!
    本殿前は神社の方がしめ縄の紙垂を取り付ける作業をされていたので
    少し周囲を見てから参拝させていただくことに

    本殿横
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    海を望む
    kotohiki

    暫くして作業が終わられたようだったので改めて参拝
    kotohiki

    大宝3年(703年)の創建
    琴弾八幡宮は元は四国霊場八十八箇所68番札所
    明治の神仏分離令で琴弾八幡宮と神恵院に分離
    神恵院は観音寺の境内に移されると同時に阿弥陀如来像も移されると同時に68番札所も移ることになりました
    そんな歴史もある琴弾八幡宮ですが今は新四国曼荼羅霊場やさぬき15社の札所でもあります


    参拝後、琴弾八幡宮の境内から銭形展望台へ

    そう、観音寺といえばあアレですよね
    岡山・香川出身しゃならば絶対に知っている、
    いや知らないともぐりともいえるあのCMでお馴染み
    先祖を供養す~略~石のトータルプランん(ry

    有明浜にある銭形砂絵
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    思ったよりはっきり見えましたヽ(゚∀゚)ノ

    122m×90mで周囲345mの寛永通宝と描かれている砂絵
    寛永10年に丸亀藩主の生駒高俊公を歓迎するために一夜にして作られたものだとか
    しかし寛永通宝は寛永13年かららしいので当時から寛永通宝だったのかもしかしたら違う文字だったのか・・・

    まぁそれはさておきこの砂絵は地元の人によって年2回春と秋に修繕が行われています
    この展望台にはドライブウェイと言う名の道があるんですが、
    ドライブウェイというよりただの林道でしたね・・・車種によったらきつそう・・・


    さて砂絵を見たら遊歩道を使い砂絵のある琴弾公園へと降りていきます
    とその前に地図上に稲荷社があったのでそちらに向かったら社が崩壊してました(´・ω・)
    赤い板が見えたから稲荷社だったんだなぁと分かる感じ、
    鳥居も撤去されてましたが道はしっかりと残ってて
    上の琴弾八幡宮付近から中腹の車道までの歩行者用の道として十分な役割は果たしてそうです

    でも琴弾公園への遊歩道の展望台出入口より下に出ちゃうのでちょっと不便かも?


    遊歩道と言う名の階段を降りて琴弾公園に降りて砂絵を地上から
    kotohiki

    ・・・なんか砂が盛り上がってる・・・(==;

    という感じで地上からでは全く不明ですね
    勿論の事ですが砂絵内へは立入禁止です

    この後の残り時間は観音寺市内を散策しようと思ってたんですが
    津島ノ宮と違い風が全く無くて非常に暑いのもあり一旦駅へ戻り
    この暑さの中で散策続けるかを考えた結果、主要目的地はまわったので引き上げて帰りました


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